ネット世界のライブスイッチャー?

ネットサービスを駆使したオールフリーなスイッチングシステム


スイッチャー。
この駅伝中継システムで一番アイデアが広がりすぎて意志決定が難しいところ。

配信システムは、どう頑張っても電波法を越えることは出来ないのでネット配信一択。
それに配信サーバーから視聴端末まで一つのサービスで確立されてる。
不具合あるけどw

対してスイッチングシステムはそれとはかなり違ってくる。

・中継地点で撮った映像、音声を無線で中継本部に送る ×カメラ数

・複数のカメラを切り替える

・解説、実況音声は常時取り込む

・ミックスして映像、音声を配信機器に送る

さらに、
・通信機能がないカメラはパソコンに取り込む。
・インタビュー映像、音声をモニターして要所で取り込む。
・各中継メンバーとコミュニケーションがとれるようにする。これは中継に取り込まない。

こららをポンと一つで出来るパッケージなんて存在していないか、びっくりするほどのコストが掛かるだろう。

我々は予算ゼロボランティアチーム。
ハードワーク世代、子供も小さいお父さん達、加えて毎週のようにイベントがあるこの品川宿界隈、
限られた時間でイベントを成功するには、
チームみんなの知恵とコネを使って可能な限りフリーサービスを組み合わせるしかない。

コマ落ちせずに映像と通信を処理できるハイスペックパソコン


先ずは中継地点のパソコン。
マイクロソフト社勤務のメンバーが新型SurfaceBook


これを8台も貸してくれるとの吉報。しかもその1台はGPU付き。
これは大きい!

瞬間を逃さないためのスタッフ間コミュニケーション


次に駅伝コースにオフィスがある地元企業ジャパンエニックス社。
IP無線機を15台貸してくれるとの吉報。
前回のアナログ無線機はコースの折り返し地点まで届かなかったけど、
VoLTE使うこのIP無線機ならどこに行っても繋がる。

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電波干渉に耐えられる中継地点ネットワーク


続いて、
中継地点からの映像転送するための無線通信。
我々が持ってるスマホなんて最も使えない劣悪環境、沢山のギャラリーが来てくれる反面ストリーミング伝送なんて出来たもんじゃない。
ここは放送用のすんごい無線設備あれば最高、ここでいつも取材に来てくれる品川ケーブルテレビさんに、オフィスに足を運んでお伺いをたててみる。
「えーと、子供達のために(ここ常套句)通信設備を貸して頂けないだろうか」
「通常個別に提供したりはしないんですよ。それやったらみんなに公平にしなきゃですから」
「こちらで撮った映像も提供できる準備はありますよ」
「上を通して貰えると動きやすいんですが」
ここでアウト。。
権利、免許を得て公共事業してる企業のトップにいちボランティアが話するには交渉材料が無さ過ぎる。。

アンテナ設置案
高いところに無線アンテナ立てて、中継地点と中継本部とを無線中継させてしまおうと。
遅延はあるだろうけど妥協するとして、マンションの屋上に付けるとしても誰に言えばいいのか。マンション理事長?管理会社?
そもそもその設備を用意せなあかん。。

光回線工事案
中継地点付近の電柱にNTT回線敷設工事してしまえば、無線じゃなくても良い訳だ。ワンマイル問題も遠い彼方。
これには事前立ち会い、事後撤去立ち会い、そもそも工事申請するのに法人じゃないボランティアは申請出来ない?!

モバイルルータ+α案
色々考えたが個人向けサービスで最良の無線品質と思われるWiMAX端末4台を3日間レンタルする事に決定。

 

全ての采配はスイッチャー


最後はキモのスイッチング。
映像ディレクターがやってるあれ。
ライブ中継のキーマン。
どんなに凄腕のカメラマンが素敵な映像を撮っていてもスイッチングしなければ使われない。
どんなにベテランの実況がいても画がなければしゃべれない。
ここは金とこだわりのせめぎ合い。

ManyCam
ビデオチャットライブ配信アプリ。
月5$程の有償サービス。

JUNS LiveStudio
ネコもスイッチャーもクラウド時代。
30万円なり。。

スカイプ、ハングアウト
どちらもビデオ機能が付いたフリーチャットアプリ。
とは言えスカイプは4時間で自動ビデオオフ仕様、かつ今回のキャプチャケーブルとSurfaceではビデオがどうやっても取り込めず。。

結論、予算のない我々はフリーWebRTCサービスであるハングアウトで行こうと。

これで知恵とコネの集大成でつなぎ合わせた奇跡のスイッチングシステムが完成。

この映像をネット配信機器に流し込む。
障壁があると乗り越えた時の感動は格別。

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