緊張感溢れる東海道駅伝第一回全体説明会

またまたやってきました品川学園ランチルーム。
公立小学校とは思えない広過ぎる空間を埋めるのに、なんなら側にあるグランドピアノでウィルカム演奏でもしましょうかw

いやいや、今夜は真面目な2017年第一回全体説明会。

学校・町会・地域それと官公庁(警察・消防)のみなさんに呼び掛け、イベントの概要を真面目に説明するのがミッション。

使うアイテムは「駅伝実施計画書」
大会開催九回目ともなるとモレダブリがなく洗練されてるなあ、と自負w

ここ品川宿界隈では毎週の様にマツリゴトが開催される。
説明会当日も各地域でイベント真っ最中な中でも集まって頂いた、
各町会役員と校長先生・副校長先生とPTA、それと品川消防署などなど。
そうそうたる顔ぶれに緊張感マックス、、

しかしこれだけは伝えねば。
「子どもたちに安全で事故の無い大会を提供したい」
この理念のもとにスタッフ一同誠心誠意頑張ってます。

「子どもたちのために」が一番、
子どもたちがレースだけに集中できるように
皆さんの協力が不可欠なのです。
それを全力で推進するのが我々の責務だと思ってます。

最大勾配2メートルはあるコースを時速15km以上で走り抜ける選手達を守るため、
旧東海道には一切の車両を入れない完全封鎖をし、
山手通りも止め、
選手、観客で溢れかえる狭い街道コース内に人、自転車、ベビーカーを通さない。
これは大変な事。

今回の説明会では参加者から積極的なご質問も頂き、実行委員会と双方で認識が合い、消防の方とは緊急時の対応や緊急車両が通る際の対応の確認が出来ました。

地域の皆様のご協力とご理解のもと、このイベントは成り立っています。
自分たちの子どもが親の世代になっても続いていってくれるようなイベントになって欲しいと思っています。
次の全体イベントは本番二週間前に行う第二回全体説明会。
当日運営のお手伝いをしてくださる方を全員集めて、自分が行うべき役割のご説明を行います。
出場選手も絶賛募集中。選手達も練習開始。大会は間近!

リアルなランナーには追いつけない遅延問題

放送ではないライブ配信の仕組み上、遅延をなくす事は不可能。。
ポイントはいかに遅延を縮めるか。

トレードオフ


一秒間に30もの720p HD画像を送る、そのサイズ圧縮のための最適化処理がなされ、配信サービスに合わせたエンコード、デコードのための変換がなされ、高い人工密度となる駅伝イベントギャラリーにインターネットと言う公道を通り、実況、解説音声をミックスして、描画能力、通信速度が様々なスマホへスポーツ中継を届ける。
それもタイムリーに。。

これは今後何年も試行錯誤されるストリーミング技術分野だと思われる。
通信インフラが高速かつ安定化しても、それに向けたコンテンツは大容量化される。
高速化と平行してそれを不要とする低コストサービスも普及する。
解像度を上げれば駒落ちし、滑らかさを求めるとぼやける。
解像度とフレーム数をどちらも求めるとさらに遅れる。
これら全ての要素がある中で適度なバランス状態を四時間保つのは奇跡ではないかと思ってしまう。

低遅延にフォーカスすれば、今の配信サービスでも速いモノがある。
Mixer(旧Beam)やニコ生など。
しかし視聴者の端末にはユーチューブはあれどこれらのアプリは入っていない。
どの端末にもあるブラウザだけで視聴するにはまだ最適化はなされていない。

進む技術革新


ただここへきて各社から動きがあった。
昨日9月5日の記事ではFresh!でも低遅延を謳い始めた。

映像配信プラットフォーム「FRESH!」が映像配信のタイムラグを大幅に短縮 業界最速水準で高画質映像の配信が可能に
https://www.cyberagent.co.jp/newsinfo/info/detail/id=14062

それにトレードオフ関係となるコンテンツキャッシュと遅延についても、アカマイ・テクノロジーズ社が低遅延の新技術を発表している。

ライブストリーミングの遅延を放送並みに抑える。アカマイの低遅延配信技術
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1077555.html

2015年ユーストリーム配信では30秒遅延、2016年YouTubeライブ配信では40秒遅延。
これは駅伝一区間5分だと、既にゴールしたのに、配信映像では100mも前で「トップ狙いデッドヒート!」と実況放送してる事になる。
先の新サービス、新技術が普及してくれば、
この100mの差が10m、1mと縮められるので、
今後の展開を期待したい。

選手の声は届かない、双方向中継の壁

「第二中継所の鈴木さん、走り終えた選手にインタビューできますか?」

「こちら第二中継所、呼吸が整ってきた選手に感想聞いてみますね。高橋選手、区間賞おめでとうございます。最高学年の今年は最後の大会になりましたが心残りはありませんか?」

「はい、、後は仲間がメダルをとるだけです、、みなさん、応援お願いします。」

「高橋選手へのインタビューでした。放送席に返します。」

「鈴木さんありがとうございました。高橋選手から自信のあるメッセージ頂きました!」

 

こんな中継をライブでしてみたい!
それにはもう一段階超えなきゃならないバーがある。
双方向中継だ。

ウォーターフォールモデル、、


ライブ配信サービスは基本的にはウォーターフォール。
カメラで見えた画、マイクで聞こえた音、複数あるそれらを一箇所に集めてミックスして、ネットワーク通じて配信する。
ここに逆流はない。
もちろんウェブ会議サービスには双方向通信は備わっている。
しかし配信サービス利用の上に、実況者、解説者、スイッチャーいる放送本部が加わるとなるとモニタリング問題にぶち当たる。

エンコーダーでは?


先ず、配信レイヤーで双方向通信を考えてみる。
ネット配信後の音声を実況が聞いてリポーターと会話するのは、30秒程の配信バッファ遅延を考えると有り得ない。
しかし、ウェブ会議サービス音声を実況者がモニタリングすればタイムリーに聞くことだけはできるが実況音声はリポーターには届かない。
双方向通信にはならない訳だ。

スイッチャーでは?


次に、ウェブ会議レイヤーで考えてみる。
実況とリポーターを会議の様に会話出来る構成を考えた場合、当然ながら四時間全ての実況音声を上流のウェブ会議サービスに取り込まないとならず、数分のインタビューのために、視聴者は四時間ずっと低品質音声を聞き続けなければならなくなる。

ミキサーでは?


なので、折衷案と言うか妥協案と言うのか、IP無線機でインタビュー指示出して、後はミキサー側でインタビュー音声上げて実況解説音声を下げる荒技でインタビュー放送を行った。
このウェブ会議サービスを専用の中継サービスに切り替えられればこのインタビュー、双方向コミュニケーション配信が完成出来るが、我々ボランティアチームは当面試行錯誤に悩まされるだろう。。