地域のイベントにネットメディアは合うのか

駅伝大会には参加ランナー、その友人、その保護者だけじゃなく地域のみんなに来てもらいたい。対象範囲は品川区全域。
品川宿の6校が参加し、山手通りを封鎖して旧東海道を走る、品川ケーブルテレビに加えてインターネット生放送も行われる。
学校関連では比較的大きなこのイベントには区内の他校も関心を寄せる。

ポスター、フライヤー


初回から取り組んでる広報ツールとしてはポスターとフライヤー、要するにチラシがある。現在でも最も宣伝効果が高い。
2016年からは参加校生徒に駅伝イラストを募集して選考された作品がフライヤーとして家庭に配布される。

Twitter & Homepage


2009年からウェブサイト、ツイッターを開始する。
ウェブサイトはレンタルサーバーに静的コンテンツを置き、開催日時、大会結果を掲載。ツイッターは結果速報を発信する。

Facebook & Wiki


2015年からはフェイスブックページを開設。そしてウェブサイトをGoogleサイトに移行して、GoogleSearchConsol、GoogleAnalytics活用して訪問者の行動に合わせたコンテンツに変えていく。

Instagram


2016年からは20台を中心とした若年層に向けてインスタグラムを開設。同時期に始まったライブサービスを有効利用してインスタグラムストーリーをふんだんに使い、生放送との親和性の高い24時間ムービー公開の開始。

Contents Management System & Ad


そして、2017年。ウェブサイトを再びレンタルサーバーに戻し、ネット広告掲載を含む宣伝広報と、その活動費捻出のための広告収入を開始する。

今後は、日本市場、品川市場に合わせてLINE@、スナチャ、Mastodon、snowなんてのも動線に加えてオンライン上での集客を考えていこう。

ライブエンコーダがCPU100%で配信停止

配信サービスはYouTubeLiveとしたが配信設備は別途必要。
いわゆるライブエンコーダー。
ライブ映像を指定した定義通りにエンコードして、遅延なく配信サービスにアップロードし続けるため、スイッチャーと同等かそれ以上の処理能力が必要となる。

ソフトウェアエンコーダ


YouTubeライブ認定エンコーダーはこちら
https://support.google.com/youtube/answer/2907883

先ず見るべきところは無料かどうか!
次に動作環境が用意出来る機器かどうか。
バックアップ構成を考えるとWindowsだけじゃなくMac対応が望ましい。
この認定リストの中で両OS対応でゲーム配信ではないのはWirecastのみ。
これを選びシュミレーションをしたのがこの結果。

■構成
・パソコン、スマホ端末
SurfaceBook 3台(CPU Intel Core i5 2.4GHz*2コア / Memory 8GB)
MacBookAir 1台(CPU Intel Core i5 1.3GHz*2コア / Memory 4GB)
ZenFone2 1台(CPU Intel Atom Quad Core 1.8GHz / Memory 2GB)
Liquid Z200 1台(CPU Dual Core 1.0GHz / Memory 512MB)

・Wirecast
解像度 240p(Recommended)
ビットレート 528k
4時間40分連続稼働によるYouTubeLive配信

■スイッチャー端末(Surfacebook上Wirecast)負荷
画面入力+録画 = cpu60%, memory4.5GB
画面入力+録画 + hangouts = cpu90%, memory4.5GB
画面入力+YoutubeLive + hangouts = cpu90-100%, memory4.5GB

■中継地点端末(Hangoutsのみ)
Surfacebook : cpu55%(1台は20%), memory2.7GB
MacbookAir : cpu55%, memory3.3GB
ZenFone2 : memory1.4GB
→Hangoutsは接続数増加によりCPU、メモリ負荷が増える事はない
ここで全端末をSkypeに切り替えて接続数を増やしてみる。
2地点 surfacebook : cpu20%
3地点 surfacebook : cpu30%
4地点 surfacebook : cpu40%, zenfone2 : cpu10%
→Skypeでは接続数増加によりCPU利用率が上昇する

■課題、対応策
・スイッチャー端末高負荷
配信中は平均CPU利用率90%(Wirecast50%+ハングアウト40%)
画面を操作すると100%
→スイッチャーとエンコーダはPCを分離する。

・ソフトウェアエンコーダとするなら
ユースト標準エンコーダUstreamProducerの元になったWirecastフリー版は、
操作性は高いがCPU負荷も高い上、フリー版のため機能制約が多い。
→認定外とはなるが無料でメジャーなエンコーダーとなるOSSのOBSとしたらどうか。

・ハングアウト自動切断
廉価スマホZ200によるハングアウト参加が途中で切断あり。メモリ不足によるものと思われる。
→スマホは極力ハイスペックとする。

・解像度はどうするか
解像度とビットレート、遅延は背反関係あり。解像度を高めるとコマ落ち、もしくは遅延が大きくなると思われる。
https://support.google.com/youtube/answer/2853702?hl=ja
→スポーツとして最低限必要な解像度を本番で評価する。

・配信遅延、配信停止
この構成でバッファリング遅延20秒程度。
度々ストリーミングが停止。(Wirecast端末CPU100%時)
→視聴者側で解像度を明示的に落とせば遅延は減少する事は分かったが、配信側で調整する事は難しい。配信サービスを利用する上で遅延は許容せざるを得ない。

・即時アーカイブ閲覧できない
ストリーミング配信後自動でYouTubeへアーカイブ。即時で2時間程度再生可能。10時間後に確認した結果全時間アーカイブが完了。
(仕様上ストリーミング中は追いかけ再生は可能)
エンコーダのローカル録画機能により端末に記録は可能だったがCPU、IO負荷は高くなると想定(実際は30秒で手動停止させた)
→即時アーカイブ閲覧は諦める。大会当日中のアーカイブ公開は難しいか。。

・アドレスバー表示問題
配信映像にハングアウトのセッション情報含むURLが表示されてしまう。
WEB版、Chromeアプリではアドオン機能でも利用しないとハングアウトのURLの非表示ができない。
→ハングアウトのChrome拡張機能ならどうか。他の代替策として全画面時によりChromeアドレスバーを非表示にする(Wクリック)、Chrome拡張機能「Fullscreen address bar」を利用する。
https://chrome.google.com/webstore/detail/ppmkmdianhgppfjciekeiodmgdppglno

配信専用機


致命的な問題が。。
CPU100%で張り付き配信映像が駒落ちするどころかピタリと止まってしまう。。
これが生放送で起こったら放送事故極まりない。スイッチャーとエンコーダーは分離するとは言え、これ以上のハイスペックパソコンを用意したとしても、四時間絶え間なく配信し続けられるか、録画機能なんてまともに動くのだろうか、
ゾッとするも機器の安定と心の安心にはやはり専用機。
スタッフ所持品のこちら。
LiveShellPro

手の平サイズのコンパクトな割に凄いヤツ。
パソコンフリーズしたり通信止まったりして一部の中継地点映像が映らなくても、大事なスタート映像をスイッチャーが選択し損なっても、ひたむきにネット配信し続けて、検証含め大会終了まで一度もダウンする事がなかった絶対の信頼感。

このLiveShellProの上位版がこれ。
LiveShell X

何とYouTubeLiveとニコ生とtwitchの三大配信サービスに同時配信できるスグレモノ。テレビと違いネットは動線増やす為にもアクセス集中を緩和する為にもマルチチャネルはやりたいところ。さらに録画機能も付いてるときた。
購入コストは7万円。
レンタルしても3日で6千円。

機能は非常に魅力的だがそれを上回るメリットは、
スタッフが所有してるが故の知見が得られる事、
そして無料で借りられる事。

またいつの日か、と目を細め、今回はLiveShellProとした。

生放送始まりますが中継カメラのケーブルありません。。

知恵とコネを駆使してどうにか無償で賄うものと、そうはならないものがある。ならないものの代表的なのがケーブル。
たかがケーブル、されどケーブル。。
パソコン、トランシーバ、カメラ等端末と言われるものは企業や個人が所有してるものだけど、このカメラに挿せるコネクタ形状で、特定のパソコンで認識するケーブル、ましてやビデオキャプチャなんて家族映像をきちんと編集してるお父さんかユーチューバーくらいしかいないのではないかと思うくらい誰も持ってない。。

そこでスタッフの自腹を切っての新規購入となるが、悩ましいのがデジタルとするかアナログとするか。

デジタルVSアナログ


最近のビデオカメラには標準搭載してるHDMIからパソコンまで出力する事でフルデジタルHD高画質で配信できる
SKNET製MonsterX

もしくは従来通りRCAピンからパソコンまでアナログSD画質で配信する
I-O DATA製GV-USB2

うーん、、デジタルは全4台で10万円弱。
レンタルにするにも企業借用するにもレア過ぎて探すにもハードル高い。。
そもそもフルデジタルHD高画質を視聴者までの処理工程で品質を維持できるのか。

総合的に考えて今の設備ではアナログで十分と判断しここでの自己負担は最小限にする事とした。

アナログVSニンゲン


まあ、関係者が持ち寄る非統一なビデオカメラ相手に、
デジタルは規格、定義を調整しないと一切映らないか観るに耐えないモノになるのに対して、アナログなら多少ノイズが入るくらいだとタカをくくっていたらそんな甘くはない。

カメラにRCA出力ないから別に変換ケーブルいるよね。。
なんで音声出力に接続しないと映像がでないんだ?
Macで使えない!(良く仕様見りゃそりゃそう)
パソコンに入力出来たけど左右反転してるんだけど。。

手順合ってる、動作環境も合ってる、でも映像観られない。。

ケーブル一本に翻弄される何人もの大人達、、
そんなバタバタ感の中、大会開始時間も迫りパソコン本体の内蔵カメラを使うなんて代替手段をとる
(最初からこれでいいんじゃね?)
中継地点も一部ある状態で生中継が開始された。